調剤薬局グループ(18 店舗)── レセコンや薬歴のデータを、一枚で見える内製ダッシュボードに
基幹システム(レセコン)や薬歴に散らばるデータを、店舗ごとに一元的に見える内製ポータルへ。基幹システムの刷新に伴走しながら、店舗別損益に在庫回転数や研修受講状況といった非財務データまで組み合わせ、多角的に店舗を見られる形を整えました。
困っていたこと
18 店舗を運営する調剤薬局グループ。経営判断に必要なデータは、基幹システム(レセコン)・薬歴・会計とそれぞれ別の場所にあり、店舗の状態を一枚で見ることができませんでした。
基幹システム自体にも課題がありました。回線の遅い店舗では患者画面の呼び出しに約 10 秒かかり、日々の業務ストレスになっていました。体系的なシステム選定の進め方も社内にはありませんでした。
やったこと
まず基幹システムの刷新に伴走しました。選定フロー(現状把握 → 機能要件定義 → ベンダー確認 → デモ → RFP → 導入)を提示し、3 社比較・実データを使った 2〜3 ヶ月のデモ・ベンダーへの技術ヒアリング(サーバー構成・処理速度・データ連携方式)を実施。新しいレセコンの順次導入まで進めています。
並行して、散らばるデータを一元的に見る内製の Web ポータルを構築しました。店舗別の損益(管理会計)を軸に、在庫回転数や E ラーニング受講状況といった非財務データまで組み合わせ、店舗を多角的に見られる形です。データの入口と出口の間に「プロセスシート」を設ける設計で、数字がどこから来たかを追える状態を保っています。
変わったこと
店舗の状態を確かめる作業が、「複数のシステムを開いて突き合わせる」から「一枚を見る」に変わりました。
外部のダッシュボード製品を買ったのではありません。自社の業務に合わせて内製したので、見たい軸が変わったら育てていけます。ツール選定の判断軸から導入・運用まで、社内に残る形で伴走しました。
事例は社名を伏せ、業種と規模のみで掲載しています。実際の伴走支援の記録に基づきます。